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Blu-rayイベントに行ってきた!

お侍イベントは突然に…ということで、行ってまいりました。横浜ブリリアショートショートシアター。ゲストが…イツフタのお二人がくるってなったら…イツフタクラスタいくしかないじゃないですか…!!!

日付は2015/8/30(日)、天候は小雨降りつつも傘が要らないぐらいの曇り空続き。
夕方の部と夜の部、2回制だったのですが、どうせなら両方参加で!と、突撃してまいりました。
レポート内容は夕方回と夜回の両方参加しているので、ちょっと内容が夕方と夜でごっちゃになっておりますがご了承下さい。

 

内容としては、両回とも大きな構成は同じで、

ご挨拶
ゲストの紹介
アンケートで人気のあった話数1話を見ながらの生コメンタリー
フードコートの紹介
質問のコーナー
ブックレットシナリオについてのコメントとブルーレイの宣伝
最後の〆のご挨拶
終了後、ブックレット所持者への特典のプレゼントお渡し会

そんな構成でした。

 

両回の最初には、亡くなられた監督への弔辞から始まりました。でもやはり、ご存命でいらっしゃったら、この場にも来られていたんじゃないかなーと思うと本当に残念です。素敵な作品を作っていただき、本当にありがとうございました。

そしてゲストのご登場。イツフタの中の方お二人と、シリーズ構成のT氏のご登壇。
カンベエ様が「11年前の!」と強調される言葉にウッとなり、T氏の「ゴンゾ内にももうSAMURAI7知ってるの私以外居ません!」の言葉にウッとなる。……ときのながれとはひじょうなものですね。シチさんは先回のオールナイト上映会以来ですね、と、前回のイベントの思い出話をぽつり。しかしシチさん、本当にしゃべり声がまんまシチさんで…眼福ならぬ耳福でした…シチさんのお声、本当すきなんですよ…。

生コメンタリーは、1列目の席にゲストの皆様が座られて、そこから見ながら映像にコメントされていました。両回とも同じ話数をやるのかと思ったらまさかの夕方回では15話、夜回では7話と、別々の話数をもってきました。ゲストがイツフタのお二人だからこの話数なのかなーと、ちょっとにやにやします。たぶん会場にきてる観客の方もきっと同じ話数のコメンタリーだろうと思っていらっしゃった方が多かったのか、「第七話 癒す!」のテロップが出てきた時のどよめきは、心なしか夕方回のテロップよりも大きく感じました。うん、そうだよねー、みんな同じだろうと思うよねー。私もどよめきました(笑)。
そしてついつい内容に見入ってしまうのか、「しゃべろよ!」とツッコミを入れられる一幕も。
個人的には、セリフの音声とコメンタリーの音声の音量が同じぐらいで、画面の映像を見ていいのかコメントを聞けばいいのか混乱しました…もう少し、映像の音量下げてたらコメンタリーに集中できたんですが。
OPからED、次回予告とエンドカードまでをコメント付きで一気に見るのですが、その際に色々とこぼれ話や裏話を交えてくださり、11年目にして新しい発見・考察しがいのありそうなあれやこれや…ああ、ごちそうさまです、おいしくもぐもぐいたしますはい。

生コメンタリーが終わると、そのまま舞台にゲスト様方が戻って、タイアップメニューの宣伝コーナーへ。蛍飯を食べられたカンベエ様が「400円!」と強調されていたのが印象的でした。夕方会も夜回も同じ蛍飯だったのですがやはり「400円!税込400円!」と…。味はT氏曰く、「カンナ村の蛍飯より全然おいしい」との事でした(笑)。
しかしこの蛍飯休憩といいながらのフードコート紹介のコーナー、夕方回は「15話で登場した~」と前フリがあった分、まだスムーズな移動だったのですが夜回は何もなく「では休憩と~」となったので流れが不自然過ぎない?!とゲスト様に突っ込まれる司会者様…しかたないね、お仕事だものね(笑)。他にもメニューあるなら変えてくれてもよかったのに、というお言葉に、確かに…と思いつつ。15話には水杯で蛍飯でたから蛍飯でよかったのですが…7話だと何がよかったのでしょうか…。全体的に、夕方回はさぐりさぐりの様相があったのですが、「あ、多少はっちゃけちゃって大丈夫なんだ」と思われたのか、夜回はゲストのイツフタ(主におさま)のアドリブが満載で楽しかったです。

質問コーナーは、先に募集していた質問3題ほどをお聞きして、それに答えて頂いたコーナーだったのですが…イツフタのお二方、慣れ始めた夜回では客席の方へ回って逆にコメントを求めたり…カンベエ様が客席を回るターンもシチさんが客席を回るターンもありつつ、自由奔放な雰囲気の質問コーナーでした。実は質問コーナー、「帰ってきたコマチ便り2015」という名前がついていたのですが、「コマチ関係なくない?!」とゲスト様がツッコミを入れてらっしゃいました。たしかに、コマチ、かんけいなかった(笑)。

その後、ブックレットの書き下ろしシナリオについて色々お話をされつつブルーレイBOXの宣伝(笑)を交えつつのお話をされ、そして最後にゲストの方々に一言ずつコメントを頂いて、閉会に。
閉会で戻られる際にシチさんは両手で観客席に手を振って、カンベエ様が深くお辞儀をして退出される様子がすごく印象深かったです。なんだこのしちさんかわいい(本音)。

そして最後に、ブックレット持参者に向けてのサイン入りブロマイド(になるのかなぁ。A4サイズにおさまとシチさんのジャケ絵をそれぞれ印刷して、サインをいれたもの)を、カンベエ様とシチさん直々に手渡しをしてくださいました。…実はこの手渡し会、入場時に整理券をもらうんですが、そこに「握手等のお求めはご遠慮ください」な旨の文言があった…のですが、ナチュラルに握手会になってました。カンベエ様もシチさんも、素敵な笑顔で温かい言葉をかけてくださって、あーりーがーとーうーごさいます!!! 夕方も夜も両方ともあったので両方ともに直接お渡し会があったのですが、なんとなく2回目は皆さん慣れてきたのか、一言二言、観客側からの声掛けも多くなったように感じました。とりあえずおさまが一番大好きです、シチさんは2番目に大好きです、とお伝えできたので個人的には満足です…へへ。それ以上の言葉は頭が回らなくって出てこなかったんだ…でもおさまが一番好きなのは、是非とも広めてください!とカンベエ様から直接お言葉頂いたので、今後ともうるさく呟いていく所存です。(コラ)

 

と、そんな流れのイベントでした。以降はイベント時に投下された燃料についてのあれそれこれをつらつらと。文字を変えてあるところは一応、コメント頂いたゲスト様からの引用になりますが、基本的に脳内メモですので意味合い的には合っているかと思いますがそこまで精密ではございません。ご了承ください。もし間違えている点などございましたら、ご指摘頂ければ幸いです。

 

「大戦時代の設定はほぼ作ってないです、1話のアヴァンのアレがすべてといっても過言ではないです」(byT氏)

と、いうことで、大戦時代の妄想は十人十色でいいんだよ、とお言葉もらったようなものなのでヒャッホウしております。みんなちがって、みんないい。
しかしそんな中でも

「カンベエの所属していた六花隊」、「ゴロベエは敵方にいた」、「キクチヨは足軽みたいに使いっぱしりされていたんじゃないかなぁ」、「そのころのカツシロウはペーペー」、「キュウゾウとヒョーゴの大戦時代における友情物語は描いてみたい」

とのこと。つまりは大戦未経験者って、お侍のなかではもしかしてカツだけなんでしょうか…。キクチヨが参戦してたっていうのが意外でした。へーへーへー。生身の時代に参戦していたのか、機械化した後かでかなり印象が違うんですが…。
そしておさまの六花隊の読み方も、言葉で言って頂けたので漸く「りっか」で脳内正式決定に。ありがとうございます。しかし「所属していた」という言い回しが…きになります。つまりはおさまは別に隊長職ではなかったのか、そして単純にイツフタは上下関係(年齢的な先輩後輩という上下はあったかもですが、階級的な上下関係)のなかったバディという事に…あ、それは、それで、おいしいですはいありがとうございます。でもそうしたら、ハチガネの鋲の数の違いはいったい?という疑問。単純にあの数は年功序列なのか、あ、でもおさま軍師肩書きはあったから地位の上下はやっぱりあるのかな。でも隊長より軍師につくってすごいですよねシチさん。イツフタの間でおさまについていくと心に決めた何か事件が起こったのか…あ、沼の気配ですね、おいしいです当分モグモグしたいと思います。でも何も設定無いに等しい、とおっしゃられていたのでここらへんの設定はないんだろうなぁとは思います、が、おいしくもぐもぐしたい心意気。

 

「お侍はすごいから」(byT氏)

すごいからなんでもできる…宇宙空間だって息止めて戦えちゃうぞぅ♪

というテンションかどうかはさておき、お侍はすごいから、生身でも宇宙空間で息を止めて戦える、という設定を真剣に考えてらっしゃった時期があったそうです。が、あまりにも馬鹿馬鹿しいということに気づいて、ないわー!とボツ設定になったとか。

「『行くぞシチロージ!フンッ(息を止める)』『承知!フンッ(息を止める)』で、いけちゃうんですよ、とか考えたんですが」(byT氏)

なんだそのいつふたかわいいな(本音)。いやでもこの設定生きなくてよかったです、防人領域有難うございます。ところで防人領域の設定も……多分、何もないんでしょうか。

 

「カンベエは仕事で人を斬れる」(byT氏)

と、いうのは、「カツシロウはここらへん(15話のあたり)から人斬りにあてられて狂っていくけれど」、というつながりがあっての発言ですが、おさまフリークとてもおいしくいただきました。はいおいしゅうございます。カツシロウの葛藤の物語、人を斬ることとはどういうことなのか、ということを知ってゆく物語とのことでしたが、おさまはそのラインをもう軽く飛び越えた先にいる、と。そういうことだよなぁと。ちなみにちょこちょことアフレコ風景などを生イツフタのお二方が喋ってくださったのですが、カツシロウ役の方はカツシロウ役について回が進むごとに悩まれていたとの事。でーすーよーねー。でも成長には壁が大事なんだよな、とおもいつつも、やはりカツへの壁はでっかすぎだよなぁ、しかも先生が教える気皆無だもんなぁ。としみじみしております。

 

「殺陣の斬り方には故・滝沢監督がものすごくこだわられていた」(ByT氏)

カツシロウは棒を振り回すように、おさまは足を開いてガッシリと。キュウは踊るように…とのこと。ちなみにキクチヨがロボになった理由として、原作のキクチヨ(くろ○わ版)の演技がロボットの動きに見えるとキャラクターデザインの草薙さんが力説なさったというのがあったそうで。そしてどんな演技をしても生身だと原作には適わないだろう、ということでした。あとは「人を斬るな・殺すな・血を出すな」というオーダーがあったらしく、侍モノなのにどうしろと、と悩みつつも「オイルだから!」「メカだから!」で通せたのも多かったようです。確かにキクの首をふっとばして注意をそらすなんて、メカじゃないとできないですものねぇ…。でも15話で真っ二つにされたヤカンのシーンで「あ、これ中の人真っ二つです!」と軽~く語るT氏…!制約の多い中、出来る表現が限られていた分、色々と思いを詰め込んでいたんだなぁとひしひしと感じました。

 

「『イツモフタリデ』の文字は小林さんが勝手に彫り付けたんですよ。僕も完成版をみてなんだこれ!と」(byT氏)

あの文字、小林さんのアドリブだったのかー!!!と、会場どよめきました。しかし結果的にあの文字におさまとシチさんのすべてが集約されて、ノベライズでは多用させてもらって結果オーライ、とのこと。ソウデスヨネ…小説版、イツモフタリデの一文から始まりますものネ…!しかしアドリブで彫っちゃったとは本当思いもしませんでした。個人的に一番のビックリ事項かもしれません(笑)

 

それに関係してブックレットの描きおろしのシナリオに関してのアレコレ。

・最初に7人全員出してくれ、というオーダーできた。
・そうなるとやっぱりカンナ村にいるという設定で、語りだすという形になった。
・もう1話の半分のボリュームあるじゃないですか!とイツフタさんは読んだときびっくりされたそう。
・もう作っちゃえばいいのに、という言葉に是非ともやってくださいという意味をこめての会場の拍手に「でもやりませんけどね!!」と明るく返されてしまう…や、やってほしい。心の底からお願いしたい…!ぜひとも!

 

(15話、崖を上ってくるキララのシーンにて)

「実はこのキララ、はいてない疑惑がありまして」(byT氏)

なん…だと…、という会場のどよめきに引き続き、
(キララの下について上ってくるカツシロウを見つつ)

「だからこのカツは見えているって言うことになるんですよね。とても戦できるような精神状態じゃないってことになるんですよね」(byT氏)

という発言にて会場大爆笑。
らすとさむらいきららさま、はいてないぎわく…。
そういえばなんですが、生カンベエ様やシチさんがキララやウキョウ、キュウゾウなんかは役名に「様」付けで呼ばれていたのですが、キクチヨやヘイさんは中の人のあだ名で呼んでいたりと、結構呼び方に差があって楽しかったです。

 

(ヘイハチがカツシロウに、農民の前で人を斬ったことに対して語るシーンにて)

「このシーンでこの演出、本当にすごいですよ」(byT氏)

普通ならここでその語るシーンのフラッシュバックとか、キャラクターのバストアップで進めたくなるところ、と語られてました該当シーン。徐々にカメラを右に動かして、カンナ村の周りの雲海を映すシーンなのですが、ヘイさんの落ち着いた語り口調とトンボのすばやい動き、でもゆったりとそこにある雲海、夕日…、そんな印象的なシーンでした。なるほどなぁ、たしかにそういわれれば、バストアップとかで進めたくなるといえばそう、としみじみ感じます。こういう些細なところも解説が頂けてとても楽しいものでした。あと、SAMURAI7という作品はとある一人の方の情熱で支えられている部分も多かったとか。今はゴンゾにいらっしゃらないようで残念でなりませんが、そこら辺のこぼれ話も、少し聞いてみたいなぁ、としみじみ思わさせてもらいました。

 

「7話の…いわゆる今の言葉で作画崩壊と言われる回なのですが」(byT氏)

って、個人的にはとても7話の作画、好きなのですが…たしかに今までとはテイストがかなり違っているので、当時ファン界隈で騒がれていたのはおぼえております。そしてそのことに製作サイド様はかなりびっくりしたそうです。「この良さがわからないなんて…!」と思われていたとの事。個人的には好きな作画なので、ほんとうに…!と思っております…味のあるあの動きはなかなか。しかしシチさんの踊っている場面で生イツフタのお二人が「あーこれは」「まずいですねー」と笑いながら言われてたのが印象的でした(笑)。そして、作中後半のアップの作画などは、「あ、コレなんか作監修正はいりましたねー」と笑いながらおっしゃられてました。たしかに線が違う(笑)。

 

「7話のシナリオを書かれたのは文芸評論家」(byT氏)

この発言、会場からもかなりどよめきが起こりました。シチさんのセリフの「甘露甘露♪」等は、この方だからこそできた表現だったそう。T氏が上記の発言をされたときにイツフタそろって「文芸評論家?!」とハモられてたのが可愛らしかったです。今回のイベントでは、キャストのみなさんでも「初めて知ることが多いよ!」とおっしゃられていました。

ちなみに都々逸は生シチロージさんのオリジナルだそう。

「都々逸作って来てと言われて3本くらい考えてきました」(byシチさん)

とのこと。いや、そこであの都々逸ができるのも…すごいですよ…。でもちょっと他のバージョンも聞いてみたかったです(笑)。都々逸の部分だけ別撮りで収録をされたそう。流れる映像を見ながら、しみじみ都々逸シーンを鑑賞した後恥ずかしがられていたシチさんがかわいかったです。

 

「RX信玄公!ここで作中唯一アルファベット出るんですよ!」(byT氏)

…あーるえっくすしんげんこう、だっただと…?!
蛍屋で暴れる浪人が言う「黙れ!」と商人に抜刀する下りのセリフなんですが、あーるえっくすしんげんこう、と名乗っているそうなのです。わ、わたしずっと「荒伏ゲンコウ(アレフシゲンコウ)」っていう人名だと思ってました。なんだろう、この浪人といい、おさまに首飛ばされた後のキクチヨのサーチ画面といい、アルファベットの出てくるタイミングが妙に大戦時代というか、戦場に括られている気がしてときめきがとまらないんですが…!なんだかここら辺はすごくつつきたい…つつきたい…おいしい…かゆ…うま…うま…。

 

「7話はシチさんが仲間になる話と見せかけて、実はユキノの話」(byT氏)

後々にもまた出番があるユキノさんですけれども、やはりシチさんとの関係性や、やめられないんだ、と泣きながらも見送る姿等々を見ていると、この7話にユキノさんとシチさんの関係性は集約されているんだよなぁ、としみじみ思います。
あ、でもある意味、ここでシチさんは負う物ができているわけで、でもそれを振り切っていくわけで…、なんだろうな、生きて戻るっていう確証のない先へ送り出すのは本当、不安でいっぱいだよなぁ…としみじみ画面を見ていました。ユキノさんええ女やで…でも残念ながらダメンズが好きなんだぜ…。でもダメなところも含めてシチユキがおいしい…。
ちなみに、お侍でシチさんとユキノさんを演じられたお二方、別の作品でも相手役で遭遇されたそうです。その時は「あれー?どっかでやったようなー?」と双方思われていたとの事そんなこともあるのだね~と、なんだかほんわかしました。

 

「(7話の最後に出てくる)式守人に関しては監督がかなり詳細に設定してました。」(byT氏)

監督は石マニアで有名だったそうで、式守人の洞窟や設定に関してはかなり監督ワールドを爆発させたものだったとか。洞窟そのものもそうですが式守人の設定もかなりありそうな語りでして。そ、そこのところ、詳しく…くわしく資料集とかにまとめてほしかった…!でも多少、自分の中の妄想に近いような雰囲気だ、ということが判ったのでちょっと嬉しかったです。しかし監督の石ワールドは本当ディープだったようで…「『逆さまなんだよ!』といわれてもわっかんないよ!」とT氏が語られていたのが印象的でした。ただ、式守人の設定などに関しては放送倫理コード的なものに引っかかるものも多く、おおっぴらに「こういうことがあってね!」という設定を出せなかったという苦労もあったとの事。どれだけ詳細に詰めてもにおわす程度にしか出せない、きちんとこういうことだよっていうのを表面に出せなくって…、と、残念そうに語られていました。

 

「コンちゃんなんか、失敗するとマイクの前で立ったままそこで悩むんですよ」(byシチさん)

夕方回と夜回、両方ともに生シチさんからそんな言葉がございました。
ちなみに上記の「コンちゃん」と言うのは、キクチヨ役のお方。アフレコ現場では同じマイクを順番に入れ替わりながらアフレコをされるそうで、その前で立ったまま悩まれてしまってちょっとはなれたところからマイクに向かったりするのがよくあった、とのことでした。というのも、キクチヨ役の方(と、ヘイハチ役の方)はお侍が初声優経験らしく、そのあたりのマイクの使い方(ローテーションで使っていく)のに慣れてらっしゃらなかったとか…いや、それにしてもキクチヨこれが初とは思えないですはい。
アフレコ現場のこぼれ話では他にも

「マイク4本立ってて、あ、これって現場としてはかなり豪勢な方なんですよ!」(byカンベエ様)

や、

「キララさまがしゃんと座ってらして、コマチ坊がコマチ坊そのままで、カツシロウ役の方なんかはは作中と同じように自分の役に悩んでましたね~」(byシチさん)
「キクチヨとコマチは声優さん側もそのまんまキクチヨとコマチって感じだったね!」(byカンベエ様)
「(ヘイさん役の方の)雪駄がぺったんぺったんいうんだよ~」(byシチさん)

などなど、ちょっとフフフっとほんわかするお話が聞けました。アフレコ現場はアットホームな感じだったそうです。

 

他こまごまと気になった所など。

・キクチヨと農民の子供が一緒にチャンバラをしていた所は15話の中でも一番描きたかったシーン。
・ノブセリのタネガシマをキュウゾウが持って帰るシーンでイツフタのお二人が「えっとなにがでてくるんだっけ」「なんだったっけ?」と忘れてらっしゃった(のか、わざとなのか判りかねますが)あと、キュウゾウが出てきたときに「あ~」「キュウゾウ様ね~」と言っていたのに和みました…かわいい大人二人…かわいい。
・カツシロウがキュウゾウに「貴方は素晴らしい人だ」というシーンは原作にも同様のシーンがある、オマージュシーン。他にもところどころ原作からセリフを拝借している。
・7話のシナリオタイトルは「居残りシチロージ」だった。
・農民さん方の方言は、最初はどのレベルで訛るかをキャストの方々で測りかねていたそう。そのうち色々とアドリブがつきはじめ、みなさんノリノリで訛ってらしたとのこと。東北出身のシチさん、当初は農民役かと思っていたらしい。ちょっと農民の役をやってみたかったそう。
・マンゾウの喋りは声優仲間内でも何をしゃべっているかわからなかった。
・カンベエ様的には15話のカンベエは黒く、7話のカンベエは白い。でも7話の途中で黒くなるらしい。
・T氏的にはゴロさんとリキチのコンビが好きだった。
・7話の開門を求める時のテッサイの動きがコミカル過ぎない?!とツッコミを入れるカンベエ様。その後キュウゾウの壁昇りをみて「華麗じゃない!」とさらにツッコミを。
・7話を鑑賞中、「若いなぁ…」と自分の演技を振り返るシチさん。

 

 

ちなみに質問コーナーでは、各回3題くらいずつそれぞれ答えてらしたのですが…、
何分両回ともにグロッキー状態になっていたあたりでして、そこら辺の記憶があいまいで…。ほかの方のレポートをご参照くださると嬉しく思います…すみません。
その中で多少はっきり覚えていることといえば。

『好きなセリフは何ですか?』という問いに、

カンベエ様…「この米おろそかには食わんぞ」
シチさん…「承知!」
T氏…「やるべす!」

との事でした。
生承知が聞けてイツフタ者冥利に尽きました…有難うございます。ありがとうございます。シチさんが承知が好きな理由は「決め言葉っていうモノがあるのはありがたい。そこから役作りにのめりこんでいけるから」とのことで。なるほど、そういう効果も演者さんにとってはあるんだなぁ、としみじみしておりました。
カンベエ様の「この米おろそかには食わぬぞ」のセリフに関しては、本当にとても思い入れが強いようで、質問コーナーでこの質問をされる前にも一度、あのセリフ大好きなんですよ~と語られていらっしゃったほどでした。生でどうか聞かせてほしい…!という会場の雰囲気を察されたのか、「でも本当にこの一言に集約されてる大事な言葉なので…この言葉、おろそかには言わぬぞ!」と、茶目っ気たっぷりに語ってくださいました。

 

全体を通して感じられたのは、やっぱりお侍って「言葉」にすごく気を使って作られていた作品なんだなぁ、という事。T氏が好きだと言っていたじさまの「やるべす」もそうですが、やっぱりどの言葉をとっても、裏っ側の背景が透けて見える感じがして、ああ、やっぱりお侍すきだなぁ、としみじみしました…。

 

改めまして、11年目(…!)にしてまで、こんな機会を作ってくださった関係者皆様に感謝の程を。素敵なイベントでした。運営やご準備、とても大変だったかとおもいます。
途中、夕方回の途中から体調が急降下をしていてグロッキー状態だったのですが、本当に本当に楽しいイベントでした。またの機会があれば、今度は7人全員で!とおっしゃられてたお言葉、実現してほしい…!と心より思っております。素敵なイベントをどうもありがとうございました…!

また、文末で申し訳ございませんが、会場でお声かけていただいた皆様にも感謝の程を。しかし体調不良であまりお話できなかったのが残念です…。次回があった暁にはまたその時に!と、そんな心持でおります。その際には、どうぞよろしくお願い致します。